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英語・英会話 便利帳 背景知識編
英語のトリビア (3)
植物のイメージ (1)
carnation
カーネーション。Mother's Day(母の日)に母親が生きている人は赤、亡くなった人は白の花を胸にさす。
clover
クローバー。土地を肥やすことから「豊饒」の象徴。特に4つ葉のクローバー(four-leaf-clover)は「幸運」を表す。
daffodil
ラッパスイセン。イギリスで春の到来を知らせる花の代表。しばしば詩の題材となる。
daisy
ヒナギク、デイジー。イギリスの春に見られる最も普通の野生の花。素朴な美しさで知られ、「純真無垢」の象徴。花びらをむしりながら恋占いをする。名前の由来は、太陽が昇ると花弁を開き太陽が沈むと閉じるので、day's eye (昼の目、太陽)と呼ばれたことから。
dandelion
タンポポ。英米では芝生の大敵として嫌われる。子供は花でネックレスを作ったり、毛のついた種を飛ばしたりして遊ぶ。名前の由来は、ギザギザの葉がライオンの歯に似ているので、フランス語で dent de lion (ライオンの歯)と呼ばれたことから。
forget-me-not
ワスレナグサ。「貞節」「友情」の象徴。
lilac
ライラック、リラ。ニューイングランドの春を表す花とされる。一方では「喪」の象徴として見舞いには用いられない。
<参考> 植物名を含むイディオム (1)
be [live] in clover 「裕福である、安楽[ぜいたく]に暮らす」
as fresh as daisy 「はつらつとした、生き生きとして」
be pushing up the daisies 「死んで埋葬されている」
gild the lily 「すでに美しい物に無用の装飾を加える」
hold out [hand / offer] an olive branch 「和平を申し入れる」
the primrose path 「歓楽の暮らし、快楽の道」