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英語・英会話 便利帳 背景知識編
英語のトリビア (7)
動物のイメージ (3)
horse
馬。力が強く、よく働き、大食いで好色というイメージがある。「愚かさ」の象徴となることもある。
lark
ヒバリ。夜明けとともに鳴く昼の鳥で早起きの代表とされ、夜の鳥であるフクロウ(owl)と対比される。lark という語からイギリス人が連想するのは「歓喜」「快活」「幸福」など。
lion
the king of beasts (百獣の王)とされ、「勇気」「力」「高貴」の象徴。
lobster
ロブスター(大形ウミザリガニ)。「無精」「貪欲」「偏見」「不貞」など、あまりよいイメージはない。ロブスターの肉は美味とされ、バター・レモン汁・チーズ・ホワイトソース・ガーリックなどで味をつけて食べる。
monkey
小型の尾の長いサル。これに対して、ape は尾なしの大形サル。サルはいたずらで、人まねをする動物の代表とされている。好物はバナナということになっている。
mouse
昔英米の家で普通に見られた小型のネズミ。チーズを好み、おとなしくて臆病というイメージがある。
<参考> 動物名を含むイディオム (3)
white elephant 「費用ばかりかかって役に立たないやっかいな持ち物、無用の長物」
for donkey('s) years 「ずいぶん長い間」(donkey's ears (ロバの長い耳)と years とのしゃれ)
get somebody's goat 「人を怒らせる」
play [act] the (giddy) goat 「ばかげた行動をする、ばかなまねをする」
a horse of another [a different] color 別の色の馬⇒ 「別問題」
back the wrong horse 負け馬にかける⇒「判断を誤って失敗する人[負ける側]を応援する」
dark horse 競馬の穴馬⇒「予想外の有力候補者[選手];一般に未知数の人」
eat (like) a horse 「大食いをする、大食いだ」
flog [beat] a dead horse 死んだ馬にムチ打つ⇒「済んだことを蒸し返す;無駄な努力をする」
hold one's horse 馬を抑えておく⇒「はやる心を抑える、あわてない、がまんして待つ」