英語・英会話の情報センター
英作文練習:文型と準動詞 (1)
1. ぼくは彼が他人の悪口を言うのを聞いたことがない。
<参照文>
Don't say bad things about [speak badly of] others.
(人の悪口を言うな)- SAJED
* speak ill of は堅くて古めかしい言い方です。
<訳例>
I have never heard him say bad things about others.
◎ see, hear, feel といった知覚を表す動詞は<知覚動詞 + O + 原形>の形をとります。「Oが…するのを見る[聞く、感じる]」という意味です。
⇒<have [has] + 過去分詞>
2. 誰も彼の決心を変えさせることはできません。
<訳例>
Nobody can make him change his mind.
◎「人に強制的に…させる」は<make + O + 原形>の形で表すことができます。ここでの make は force や compel に近い意味を持っています。<原形>で表される行為は目的語にとって不利なまたは嫌なことを表すのがふつうです。
3. 私たちが留守にしている間、隣の人に犬の世話をしてもらいましょう。
<参照文>
I'm going to be away on a trip for a while.
(しばらく旅行で留守にしますのでよろしくお願いします)- SAJED
<訳例>
Let's have the neighbors look after the dog while we're away.
◎ 「人に頼んで…してもらう」は<have + O + 原形>の形で表すことができます。ここでの have には make に見られるような強制的性格はありません。使役という点からいえば、have は make と let の中間に位置すると言えます。
⇒<while S + V>
4. 彼は息子の好きなようにさせた。
<参照文>
Do as you like [please]. I don't know what will become of you later.
(好きなようにしなさい。あとで困っても知りませんよ)- LPJED
<訳例>
He let his son do as he pleased [liked].
◎「人に…することを許可する」は<let + O + 原形>の形で表すことができます。ここでの let は allow や permit の意味を表します。<原形>で表される行為は目的語にとって有利なことを表します。
⇒<as S + V>(様態)
5. 彼は車をひどくこわされた。
<訳例>
He had his car badly damaged.
◎<have + O + 過去分詞>の形を用いて「人がOを…される」という受動の意味を表すことができます。この場合<過去分詞>で表される事態は主語にとって望ましくないことを表します。