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シェイクスピア・英語名言集 (4)
I
If music be the food of love, play on
(音楽が恋の糧であるなら、続けてくれ)
日本語訳は「シェイクスピア全集」(白水Uブックス)から引用させていただきました。以下同じ。
― 『十二夜』 第1幕第1場
In love, the heavens themselves do guide the state;
Money buys lands, and wives are sold by fate.
(愛のことは天のお導きにまかせるのがいちばんだ、
土地を買うのは金次第、妻を得るのは運次第だ)
― 『ウィンザーの陽気な女房たち』 第5幕第5場
In nature there's no blemish but the mind;
(人間の醜さとは心の醜さをおいてほかにはない)
― 『十二夜』 第3幕第4場
■ blemish 「きず;欠点、汚点」
In the east my pleasure lies.
(わが喜びは東方にある)
― 『アントニーとクレオパトラ』 第2幕第3場
It (=jealousy) is the green-eyed monster which doth mock
The meat it feeds on.
(こいつは緑色の目をした怪物で、人の心を餌食とし
それをもてあそぶのです)
― 『オセロー』 第3幕第3場
■ doth = does(古語)
L
Learning is but an adjunct to ourself.
(学問はわれわれ人間に仕える従者にすぎない)
― 『恋の骨折り損』 第4幕第3場
■ adjunct 「付加物、付属物」
Let the end try the man.
(人間の真価が定まるのは死を迎えてからだ)
― 『ヘンリー四世 第二部』 第2幕第2場
Life's but a walking shadow; a poor player,
(人生は歩きまわる影法師、あわれな役者だ)
― 『マクベス』 第5幕第5場
Love like a shadow flies when substance love pursues;
Pursuing that that flies, and flying what pursues.
(恋はまことに影法師、いくら追っても逃げて行く、
こちらが逃げれば追ってきて、こちらが追えば逃げて行く)
― 『ウィンザーの陽気な女房たち』 第2幕第2場
M
Methought I heard a voice cry “Sleep no more!
Macbeth does murder sleep,”
(叫び声が聞こえたようだった、「もう眠りはない、
マクベスは眠りを殺した」)
― 『マクベス』 第2幕第2場
■ methought < methinks 「思うに…である」(古語)