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シェイクスピア・英語名言集 (3)
H
Hang up philosophy!
Unless philosophy can make a Juliet
(哲学なんかくそくらえだ!
哲学でジュリエットが作れますか)
日本語訳は「シェイクスピア全集」(白水Uブックス)から引用させていただきました。以下同じ。
― 『ロメオとジュリエット』 第3幕第3場
Hang there like fruit, my soul,
Till the tree die..
(わが魂よ、木の実のようにそこに
すがりついてくれ、この幹が枯れるまで)
― 『シンベリン』 第5幕第5場
Hath not a Jew eyes? hath not a Jew hands, organs, dimensions, senses, affections, passions?
(ユダヤ人には目がないか? 手がないか? 五臓六腑が、四股五体が、感覚、感情、情熱がないとでも言うのか?)
― 『ベニスの商人』 第3幕1場
■ hath = has (古語)
He jests at scars that never felt a wound.
(他人の傷痕をあざわらうのは傷の痛みを知らぬやつだ)
― 『ロミオとジュリエット』 第2幕第2場
■ jest 「からかう、あざける」
Home-keeping youth have ever homely wits.
(井戸の中のカエルはあきれかえるほど無知だという)
― 『ベローナの二紳士』 第1幕第1場
How beauteous mankind is! O brave new world
That has such people in't!
(人間がこうも美しいとは! ああ、すばらしい新世界だわ、
こういう人たちがいるとは!)
― 『テンペスト』 第5幕第1場
■ beauteous 「うるわしき」、brave 「すばらしい、すぐれた、りっぱな」
How many ages hence
Shall this our lofty scene be acted over
In states unborn and accents yet unknown!
(千載ののちまでも
われわれのこの壮烈な場面はくり返し演じられるだろう、
いまだ生まれぬ国々において、いまだ知られざる国語によって)
― 『ジュリアス・シーザー』 第3幕第1場
■ lofty 「高遠な、気高い;堂々とした」
How oft the sight of means to do ill deeds
Make deeds ill done!
(人間は、悪事をおこなう道具を目にすると、
つい悪事をおこないたくなるものだ!)
― 『ジョン王』 第4幕第2場
■ oft = often (古語)
How use doth breed a habit in a man!
(人間は習慣によってなんと変わるものか!)
― 『ベローナの二紳士』 第5幕第4場
■ use 「習慣、慣習」、doth = does (古語)
I have no other but a woman's reason:
I think him so, because I think him so."
(理由と言われても、私には女の理由しかありません、
つまり、そう思うから思うのです。)
― 『ベローナの二紳士』 第1幕第2場