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ギリシャ・ローマ神話の英語表現集 (3)
C
Cupid's golden arrow
(キューピッドの黄金の矢)
■ キューピッドはビーナス(Venus)の子で、手に弓矢を持つ、翼の生えた裸の美少年。恋愛の神。Cupid's golden arrow は virtuous love を、Cupid's leaden arrow (キューピッドの鉛の矢)は sensual passion を表すといわれる。
D
Daedal hand
(ダイダロスの腕⇒巧みの腕)
■ ダイダロス(Daedalus)はアテナイの名工で、クレタ(Crete)島の迷宮や、みずからと息子イカロス(Icarus)救出のための翼を作った。
Delphic utterance
(デルポイの宣託⇒どちらともとれることば)
■ Delphic ambiguity ともいう。パルナッソス(Parnassus)山の南斜面の聖地デルポイ(Delphi)にはアポロの神殿があり、そこに難解な神託で有名なデルポイの神託所(Delphic oracle)があった。Delphic は「意味のあいまいな、なぞめいた、難解な」といった意味で用いられることがある。
Diana's worship(p)ers
(ディアーナの崇拝者⇒真夜中にさわぐ者)
■ ディアーナは月の女神で、処女性と狩猟の守護神。ディアーナの崇拝者とは、自分に月の女神のご加護があると信じ込んでいる人のこと。
Diomedian exchange
(ディオメーデースの交換⇒一方だけが得をする交換)
■ ホメロス(Homer)作のイリアス(Iliad)の中で、ディオメーデース(Diomedes)とグラウコス(Glaucus)が青銅の武具と黄金の武具を交換したというエピソードから。
G
Gordian knot
(ゴルディオスの結び目⇒難問)
■ 小アジアにあった古王国フリギアの王ゴルディオス(Gordius)が戦車の長柄をくびきに結びつけた結び目のことで、将来アジアの支配者となる人でなければ解けぬとされていた。のちにアレクサンダー大王(Alexander the Great)が剣で切断したといわれている。cut the Gordian knot で「非常手段で[一刀両断に]難問を解決する」の意。
Gorgon's head
(ゴルゴーンの頭部⇒二目と見られない恐ろしいもの)
■ ゴルゴーン(Gorgons)は、頭髪に数匹のヘビがからみつき黄金の大翼をもち、目には見る者を石に化す力をもった三姉妹の怪物。メドゥーサ(Medusa)はその一人で、ペルセウス(Perseus)によって首をはねられ殺された。
H
Harmonia's necklace
(ハルモニアの首飾り⇒不幸をもたらすもの)
■ アフロディテ(Aphrodite)とアレス(Ares)の子ハルモニアが、カドモス(Cadmus)王に嫁ぐとき、アフロディテの夫ヘバイストス(Hephaestus)が呪いをこめて贈ったという首飾りのこと。