英語・英会話の情報センター
日々の和文英訳 文法編・副詞節−解説 (2)
「風邪」
「風邪をひく」は catch (a) cold、「風邪をひいている」は have a cold または have caught (a) cold と言います。
「南向き」
「(部屋などが)南向きである」は動詞の face を使って face (to the) south と表しますが、「南向きの部屋」は a south-facing room といいます。
I want to live in a south-facing room.
(南向きの部屋に住みたい)- LPJED
「以上」
日本語の「100以上」は100を含みますが、英語の more than [over / above] one hundred は100を含みません。したがって、正確に100を含んだ、それ以上の数を表すには one hundred or more / one hundred and over [above] / not less than one hundred のようにいう必要があります。しかし、厳密さが求められないのであれば more than [over / above] one hundred でかまいません。
なお、例えば more than five days の場合、きっかり5は含まなくても、「5日と1分」や「5日と3時間」などを含むので、「5日以上」と訳すことができます。つまり、時間が連続する more than five minutes [hours, days, weeks, months, years] などでは「5以上」としてもかまわないのです。
「休暇」
長期にわたる休暇にはアメリカでは vacation を、イギリスでは holiday(s) を用います。大学の休暇はイギリスでも vacation といいます。なお、holiday は複数形で一続きの休暇の全体を指すことが多いです。ほかに leave も「休暇」に相当しますが、これは公務員や軍人などに関連して用いられます。
I've applied for three days' leave. - LDCE
slip / skid
車やオートバイ、その他車輪のついた乗り物が「スリップ」したときには、slip ではなく skid を用います。それに対して、slip は人間や車輪のついていないものがすべったときに用います。
The car skidded as she turned onto the highway. - LDCE
She slipped and hurt her wrist. - LDCE
「(乗り物に)間に合う」
<参照文>は catch の代わりに be in time for を使って
If you leave now, you'll be in time for the eleven-o'7clock train.
と言うこともできますが、catch を使った言い方のほうがふつうです。また、くだけた会話では make を用いて表すこともあります。
We were able to catch the 10:15 express. / We made the 10:15 express.
(10時15分の特急に間に合った)- LPJED
put on / wear
put on は「何かを身につける」という動作を表し、wear は「何かを身につけた」状態を表します。wear は put on とは異なり、命令形で用いることはできません。
洋服だけでなく、身につけるものなら glasses, rings, shoes, perfume, lipstick など何でも使えます。日本語では「メガネをかける」「指輪をはめる」「靴をはく」「香水をつける」「口紅を塗る」など、動詞が違いますが、英語はすべて put on / wear で済みます。
「文字」
letter はアルファベットのような「表音文字」を指します。それに対して、漢字のような「表意文字」は character です。
How do you read this character, Mom?
(お母さん、この字(=漢字)どう読むの?)- SAJED